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Q&A
設計方法
木造住宅で2階に子供部屋を考えている場合、どのようなことに配慮をしたら良いですか?

空気伝播音と固体伝播音の両方の対策が必要と思います。
空気伝播音の対策は、
(1) 床・壁・天井の下地材に重くて厚い材料を使用する。
(2) 柱(間柱)間にグラスウール等の断熱吸音材を入れる。
(3) 開口部(ドア・窓・換気扇等)へ配慮をする 。
【例】ドア  → 防音ドア
   窓   → 2重サッシ(気密サッシ仕様)
   換気扇 → 防音タイプの換気扇と換気扇用防音カバー
(4) 隙間をなくすなどである。

固体伝播音には2種類あり、重量床衝撃音(飛び跳ね音や歩行音)と軽量床衝撃音(椅子の引き摺り音や物の落下音)があります。
重量床衝撃音の対策は、
(1) 梁を太く、ピッチを細かくする。
(2) 床板に厚くて重い材料を使用するなどである。
軽量床衝撃音の対策は、
(1) 床の仕上げ材や下地材に柔らかい物やクッション材を使用する。
(2) 吊木部に防振天井吊具などを使用して音伝播を遮るなどである。

【イメージ図】
【1階の天井の納まりの例】
【2階の床の納まりの例】
(松下電工株式会社、内装建材・収納設備カタログ(防音建材)より)
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