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水のはなし
これからの節水 ―環境にやさしい水利用―


(1)庭の雨水枡、樽を利用して簡単にできる雨水利用
80m2の屋根に降る雨を集めると、日本の平均では年間144,000Lに達します。
庭の水やりに水道水を使わず雨水を活かせば、簡単に節水することができます。
画像提供:積水ハウス
(2)家庭用の本格的な雨水タンク
軒樋と接続して、屋根に降った雨水を利用するシステムです。日常は庭の散水として利用することで、水道水の節水になります。また、被災時にはトイレ用の水として利用することができ、衛生的な生活を可能にします。満水時で 200L、散水に利用した後でも 100Lの生活用水をストックできます。
画像提供:積水ハウス
 

雨水利用の実施例は、昭和40年半ばから稼働しています(2003年の調査では3,400の施設で稼動しています)。雨水は、水質が良好なため処理が簡単で用途も広く、トイレ水のほかにプール等の補給水、散水、清掃水、消防用水などに利用されています。また最近、災害時の非常用飲料水の原水としても関心を集めています。
両国国技館の例:
8,400m2の屋根に降る雨をトイレ・冷房(夏季)・融雪(冬季)に利用しています。
(水洗トイレ、冷却水として20.9m3/日の水)
墨田区役所の例:
屋根(面積5,000m2)で集め、地下1階の雨水貯水槽に集まるようになっています。その容量は1,000tです。雨水を有効利用するのは、この半分までで、残りの半分は大雨の一時貯留のために空けてあります。年間平均約5,000tの雨水がトイレ水として利用されています。
ヤフードームの例:
屋根の付け根の部分に雨水ドレインという穴があり、その穴から落ちて地下の貯留槽にためられます。たまった雨は、ろ過装置を通ってトイレ水や散水として利用されます。貯留槽は約2,900tの能力があります。
※家庭用雨水利用について積水ハウス様のご協力をいただきました
 

洗面や手洗いなどの排水を処理し、トイレの洗浄水に再利用するのが中水道です。上水道と下水道の中間の意味からつけられた用語です。雨水利用と同様、大型施設では徐々に増えてきていますが、コストが高く装置の維持管理が必要なので、住宅ではほとんど普及していません。

住宅メーカーでPRを図っていますが、まだ大きく広まっていないのが現状です。
画像提供:大和ハウス

雨水や浴槽で利用した水を浄化し、一旦地中のタンクに溜めておき、その水をトイレ洗浄や洗車などとして再利用できます。

建物内で一旦使用された水すなわち排水を適切に処理し、その中水(処理水)をトイレ水等に使用するものです。現在、全国で約2,500施設が稼働しています。関東と北九州で全国の約65%を占めています。中水再利用の為の建設費、処理費が高く、建物側の大きな負担になる為、技術的に良好な水質である処理水が得られても、実際上トイレ水以外にはあまり使用されていないのが現状です。
※家庭用中水について大和ハウス様のご協力をいただきました