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トイレ
便器の洗浄方式について教えて下さい
水たまり面の大きい順にサイホンゼット、サイホン、セミサイホン、洗落しなどがあります。サイホンゼット、サイホンはサイホン作用で汚物を吸い込むように排出します。洗落し式は、水の落差による流水作用で汚物を押し流します。その他、洗浄時の音が最も静かなサイホンボルテックス式があります。
大便器の洗浄水量について教えてください
最近の便器は節水になっており、最も洗浄水量が少ない機種で大6L 小5Lです。
使用時に水が跳ね返らない便器はありますか
トイレの水はね、俗にいう「おつり」は、便器の水たまりが原因です。汚物の落下スピードや形、重さなどによっては、どうしても水がはねかえってくることがあります。この水たまりは、下水管とトイレ内を遮断し、臭気が上がってくるのを防ぐ役割と水たまりに直接汚物を落とすことで便器への汚物付着を防ぐ役割があります。よって、「水たまり」をなくすわけにはいかず、いろいろ研究していますが、汚物の形状・重さは一定ではないので完全に無くせないのが現状です。
2階の便器のたまり水が自然に減るのはなぜですか
1階のトイレと2階のトイレの排水管がつながっている場合、1階のトイレの水を流すと排水管の中で圧力が生まれ、2階の水が引っ張られて便器の水がなくなってしまう現象があります。(2階を流すと1階の便器の水が減ってしまう場合もあります)これは排水管内のサイホン作用よるものです。
断水した時、トイレはにどうやって使えば良いですか
浴槽などに汲み置きした水を使って流す場合はバケツ1杯(5〜6L)の水を、水飛びに注意しながら一気に流し込んでください。さらに3〜4Lの水を注いでください。ただし、この水量では便器の汚物を排出する事ができても、排水管の途中に汚物が停滞する事がありますので2〜3回に一度は、バケツ2杯分(10〜12L)を流してください。
トイレに井戸水を使っても良いですか
使用される水質によってはフィルターの目詰まりなどを起こし易くなり、機能を十分に発揮できない場合があります。また、時期によって水質のバラツキがありますので、あまりおすすめできません。使用に当たっては水質分析結果が水道水の基準に合致しているか確認し、保守点検を十分に行うことをおすすめします。
節水のためタンクの中に物を入れても良いですか
タンクの容量は、便器の洗浄に必要な水量として設計されたものです。この水量が足りないと、タンク内で洗浄が十分出来ない、排水管内で汚物が詰まるといった不都合が発生しますのでおすすめしません。節水を希望する場合は、あらかじめ少ない水量で流せるように設計された節水便器を利用ください。
ロータンクの水位の調節方法をについて教えてください
<水位調節機構付きボールタップの場合>調整リンクを引き上げて回して水位調節します。<水位調節機構なしボールタップの場合>浮玉(白いボール玉)の棒を曲げて水位調節します。この時、棒の付け根で曲げると折れることがありますので、必ず棒の中央で曲げてください。
便器の水の溜まる量を調整することはできますか
便器の水たまりには、下水管とトイレ内を遮断し、臭気が上がってくるのを防ぐ役割と、便器への汚物付着を防ぐ役割があります。水たまりの水位は排水路の「せき」 によって決まるため、量を多くしたり、少なくしたりといった調節はできません。
ロータンクに水が溜まる時間が遅くなった、どうしたら良いですか
タンクのフィルターの掃除をしてみてください。フィルターは、タンクに備えられ、水栓などに内蔵されている網目状の部品で、水道水から出るごみや砂などを取り除く役割を持っています。このフィルターがつまると、タンクの水のたまりに時間がかかります。その際はフィルターを外して掃除してください。
ウォシュレットの洗浄水がうまく当たらない、使い方を教えてください
座る位置を少し変えてみてください。また、場合によっては体を少し前にたおしてみてください。なお、ノズルの洗浄位置調節機能がついたウォシュレットの場合は、スイッチひとつでノズルの前後の微調節ができますのでお試しください。
ウォシュレットの使用時に水はねがする、何か良い方法はありませんか
ウォシュレットでおしりを洗浄するとき、しぶきが発生することがあります。ウォシュレットは水勢で汚物を洗い落とすため、しぶきの発生を完全に無くすことは困難です。水勢を弱くすればしぶきは少なくなりますが、単に汚物を洗い落とすだけでなく刺激を求めようとすると水勢を強くせざるを得ず、水飛びの原因になります。なお、便座に座る位置で水飛びが少なくなることもありますので便座に深く腰掛けてみてください。なお、男性の場合小便の飛水も考えられますのでトイレットペーパーで濡れている部分を拭いてみてください。トイレットペーパーが黄色っぽくなるようでしたら小水の飛水が考えられます。
ウォシュレットがお湯にならない、どうしたら良いですか
ご確認事項として
(1) ウォシュレット本体側にあります温水温度調節つまみが「切」になっていませんか。
(2) ウォシュレットが貯湯式タイプの場合は、長時間連続して使用する場合、一度「止」スイッチを押して5分ほど待ってご使用ください
(3) 瞬間式タイプの場合、冬場などで給水温度が低い時は、水を瞬間的に適温まで沸かすことができない場合があります。そのときは、水勢を弱くしてご使用ください。
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浴室
水栓金具の凍結破損を防ぐ方法について教えてください
水は凍ると体積が9%増え、体積の逃げ場がなくなり、その圧力は約24MPa(約240気圧)まで高くなると言われています。水栓が耐えられる圧力は1.7MPaですから14倍の圧力がかかり、水道管や器具の中の水が凍ってしまうと、ひとたまりもなく割れてしまうのです。そのため、北海道や東北などの寒冷地向け水栓金具は水抜き仕様としています。その他、一般的な予防策としては、
(1) 暖房などにより室温が0度以下にならないようにする。
(2) 屋外にむき出しになっている配管や水栓には、発泡スチロールや布を巻いて保温する。
(3) 夜間(凍結しそうな時間帯)少量の水(毎分約200cc=1分間に牛乳ビン1本程度)を出し放しにしておく。
(4) 配管、水栓内の水を抜くなどがあげられます。
家庭で使用するシャワーの一般的水量を教えてください
従来のシャワーは10L/minですが最近の節水シャワーは8.5L/minです。1回のシャワーの使用時間10分として1回あたりのシャワー使用水量は85L/回となります。
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洗面所
洗面器に熱湯を注いだら割れた、原因について教えてください
この現象の割れをヒートショック割れといいます。ガラスコップに熱湯を注ぐと割れることがありますが、原理は同じで、局部的に加熱されることによりその部分だけが膨張して割れるわけです。洗面器もガラスに近い性質があり、いきなり熱湯を注ぐと割れることがあります。とくに冬場のように陶器が冷えきっているときに起こりやすくなります。ヒートショック割れを防ぐためには
(1) 適温にしたお湯を注ぐ
(2) 熱湯を注ぐときは、最初に少し水を溜めて、そのあとお湯を注ぐようにしてください。
また洗面器内に物を落とした時ヒビ割れに気が付かず、後日この割れ部に汚れが入り初めて洗面器割れに気付くことが多くあります。
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給湯器
給湯機からの水は飲用不可となっていますがなぜでしょうか
使用水の水質・配管材料の劣化・水あかなどにより水質が変わることがありますのでみだりに飲用に用いないでください。熱交換器や配管内に長期たまっている水は飲用または、調理に用いないで雑用水としてお使いください。
給湯機に井戸水を通水しても問題ないですか
給湯機は上水道の使用が基本です。井戸水や地下水、温泉水を使用した場合、水質・成分などにより銅管が腐食穴あきすることがあります、また異物詰まりによる吐水量不足や、釜鳴りなどの不具合原因となる可能性もあります。なお、石油給湯機の一部に機種には井戸水など水質の影響を受けにくいステンレスパイプ仕様をご用意しております。
給湯機の凍結予防方法について教えてください
寒くなると給湯機に内蔵している凍結予防ヒーターが自動的に作動し、給湯機の凍結を予防します。またおふろの沸かし上げ(浴槽水を循環できるもの)ができるものは、同時に寒くなると給湯機に内蔵しているポンプで浴槽水を自動的に循環し、追焚配管を含めた凍結を予防します。ただしこの際、浴槽水を循環しますので浴槽の循環アダプタより10cm以上高くなるまで水を張ってください。この凍結予防運転はスイッチは『切り』にしていても大丈夫ですが、電源プラグは抜かないでください。
その他、給湯栓を開け、1分間に約400ml(牛乳びん約2本分)の水を流しておくことで、給湯などの配管と給湯機を通水により凍結予防する方法もあります。
尚、外気温が-15度以下になる恐れがある場合や長期間使用しない場合には取扱説明書に従って水抜きを行ってください。
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