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研究委員会
 ●第5回成果発表会開催の報告
 

 5月23日(水)に大和ハウス工業(株)総合技術研究所にて行われた第5回成果発表会は会員及び健康住宅アドバイザー50数名の参加者があり、大盛況でした。
 中川雅至空気環境部会長の司会のもと、はじめに有吉善則研究委員長より開会の辞が述べられ、引き続き伊久哲夫会長より会長挨拶を頂きました。

 次に山本完雄運営委員長より、奨励賞、功労賞の表彰が行われました。奨励賞は防菌・防カビ部会(住宅空間の清潔化のための天然系抗菌・防カビ剤の有効性評価)へ贈られ、功労賞は1997年からあしかけ15年に渡り当協会の温熱環境部会・専門委員としてご指導頂いた坂本雄三先生へ贈られました。
 委員会報告では広報委員会、事業委員会、教育委員会、全国支部会の活動成果と活動計画が順に発表されました。
 その中で広報活動として次世代健康FORUM2012の開催、事業活動として認証制度の採用と拡充、教育活動として健やか住まい方検定の開発、全国支部活動として東京圏の活性化にそれぞれ取り組む事が発表されました。
 今年度の基調講演は奈良県立医科大学助教の大林賢史先生より「光・温熱住環境と健康 −最新の医学的知見−」と題した講演を行っていただきました。人が浴びる光の波長と健康への影響について、主に睡眠への影響を分かりやすくお話しをしていただき参加者も興味深く耳を傾けていました。

基調講演/研究発表

 続く研究発表会では、防露(冬期の室内温湿度環境調査)、防菌・防カビ(天然系抗菌・防カビ剤の評価)、空気環境(消臭剤による臭いの低減効果)、床下環境(住宅の床下における温湿度変化)、音・振動環境(日常騒音の睡眠への影響アンケート)、住まい方部会(高齢者の安全・安心・快適な暮らし方提案)の6部会の研究発表と、温熱環境、光視環境、水環境の3部会の活動報告が行われ、それぞれ熱心な質疑が交わされました。最後に安藤研治本部長が閉会の辞を述べ、無事成果発表会を終了しました。
 本年も会員の皆様のご協力に心より感謝致します。