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見学会
 KJK『春の見学会』レポート

6月20日(水)に大阪府堺市にあるダイキン工業轄苣サ作所金岡工場の見学会が開催されました。
 金岡工場には研究棟・技術棟・研修所と7つの工場がある。周囲が住宅地となってきたので、騒音の激しい工程は敷地の中央部に配置するよう、環境に配慮したという2号工場を見学させて頂いた。
 ここでは、先進の生産体制で、業務用エアコンをはじめ多種多様な製品を効率的に製造しておられる。すばらしく機械化されライン化されてはいるものの、精密な機器である為、気の抜けない作業であり、ガス漏れ等が起きないかと慎重なチェック体制を取っておられるのには感心した。
 工場内のソリューションプラザには、中国向けの背の高い冷蔵庫の様な大きなエアコンが展示されていた。日本の場合はエアコンを天井にはめ込む等、工夫して目立たない様にする家が多いのと対比すると文化の違いを感じる。実は、小生は6度目のマイホームを3年前に建てたが、たまたまダイキンのエアコンを6台も設置していた。薄くて機能的で、シンプル&モダンの家のコンセプトと合致していたので拙宅では初めて採用した。

 また、“塗るエアコン”と称して、ゼッフル遮熱塗装なる展示もあり、これを塗ると屋根表面で15度も温度が下がるという。拙宅はガルバニューム鋼板の屋根だが、この場合は天井裏を高くしたり、庇を付けたりという工夫の方が先決ではなかろうか。それから、100万円位するという、快眠カプセルも展示されていたが、これは毎日必ず使用するものであるから健康志向の強い日本では将来性が有るかもしれない。
 ダイキン工場見学後、チャーターしていたバスで、近くにある10万坪強といわれる大仙公園日本庭園と、世界遺産を目指す仁徳陵古墳を皆で見学したがそのスケールの大きさには圧倒された。
 大仙公園の北側を流れる大和川(奈良市などが源流)の近くには、堺市最大の木造建築といわれる本願寺別院がある。ここは明治4年(1871)から10年間、堺県庁(1875年には堺県が奈良県を併合)としても使用されていた。西吉野村に住んでいた曽祖父が、明治13年頃、堺県会議員をしていたが、西吉野村から堺県庁まで片道60km以上を歩いて通勤すると往復するのに丸2日以上はかかったであろう。鉄道も無い時代にどの峠を越えてどのようにして堺県庁まで来ていたのかとは知りたいところである。

 1863年には天誅組が堺港に上陸し、五條代官を殺害後、五條新政府を樹立し、西吉野村の拙宅裏山(銀峯山)で陣を張り、最後は東吉野村に逃げ込み消滅するのであるが、この東吉野村が堺市の友好都市に指定されている。下水処理場の排水の清らかさをPRする為のホタルの幼虫を堺市に提供したご縁からだそうで、大仙公園では毎年ホタル祭りが行われていたと聞く。
 「京の着倒れ・大阪の杭(食い)倒れ・大和の建て倒れ」とはよく聞くが、明治の後期には、醸造業などで活気を取り戻した堺商人が、建物に贅を凝らすようになり、町には立派な屋敷が立ち並び、「堺の建て倒れ」とも呼ばれたというから、いろんな意味で堺市と奈良県の関係は深かったと思う。

 日本健康住宅協会の、今回のこのすばらしい見学会のお陰で、ご縁の深い堺市を、生まれて初めて訪れることが出来大変感謝している。
健康住宅アドバイザー(No.99-9011-1) 岡本 崇 (木津川市)

■ダイキン工業株式会社 堺製作所 金岡工場
 〒591-8511 大阪府堺市北区金岡町1304
 TEL:072-252-1151
 ホームページ:http://www.daikin.co.jp/index.html

KJKでは、年に2回(春と秋)の見学会レポートを開催しております。会員の方ならご参加頂けますので、ぜひお気軽にお申込ください。また、見学ご希望の施設等がございましたらKJK事務局までリクエストをお願いします。
E-mail: kjk-honbu@kjknpo.com

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