NPO法人日本健康住宅協会（以下、KJK）光・視環境部会では、住まい手の視点から部会員所属企業の家族を対象にした生活光環境実態アンケートを実施しました（2002年度報告書参照）。 　今年度は、ターゲットを作り手の視点から現状の問題点を探り、住まい手との意識との齟齬を確認すべく、健康住宅アドバイザー、KJK会員を対象に照明・採光に関するアンケート調査を行いました。 　アンケートの案内はKJK事務局よりEメールによって告知し、回答はインターネットホームページ上で実施しました。期間は2003年9月1日〜10月20日。 　対象は住宅の作り手として、健康住宅アドバイザー、KJK会員のうち、事務局でEメールアドレスを把握している会員としました。 　調査内容は、採光や照明に関して、作り手側の立場として、日常どのような問題を抱えているか、あるいは、問題を解決する手段として研修や資料が整っているかどうかを調査しました。以下はアンケート結果の概要です。 Ｑ1.ハウスメンテナーとしての業務の中で、お施主様から採光に関する問い合わせを受けたことはありますか？   Ｑ2.それはどのような内容の問い合わせですか？（複数回答あり） 0   Ｑ3.ハウスメンテナーとしての業務の中で、お施主様から照明に関する問い合わせを受けたことはありますか？ Ｑ4.それはどのような内容の問い合わせですか？いくつでもご記入ください。（複数回答を含む） Ｑ5.採光・照明に関することについてどんな資料を参考にされますか？ Ｑ6.採光・照明に関することについて誰に相談しますか？ Ｑ7.ハウスメンテナーとして採光や照明に関して関心をお持ちですか？ 採光・照明に関する関心は高く、特に「防犯」「間接照明」「高齢者対策」などの問い合わせが多く挙げられました。 照明器具は少量多品種生産品の「器具の取替」や「ランプの交換・手入れ」に関するメーカーへの問い合わせが多く、問い合わせ先の明確化と資料整備が望まれます。 当ページにご紹介している結果のほかに、「問合せへの対応方法」「お施主様の満足度合」「数項目にわたるフリーアンサー」「考察およびまとめ」などのアンケート結果全体をまとめた研究結果資料を「2003年度　ハウスメンテナーWEBアンケートに関する調査報告書」として、日本健康住宅協会事務局にて販売いたしております。 ご購入はこちらからどうぞ。