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住宅用照明の光源は、白熱灯、蛍光灯が大部分ですが、最近、LEDが新しい光源として注目されています。LEDとは、Light-EmittingDiodeすなわち発光ダイオードのことです。トランジスタと同じ半導体と呼ばれる電子部品としてよく知られていました。半導体ですから、一定方向にしか電気を通さず、電気が流れた時に発光する特徴があります。この性質を利用して、 電気製品のON/0FFを表示するインディケータなどに利用されてきました。 |
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従来、電子部品として利用されてきた時代のLEDは赤色、緑色だけでしたが、青色LEDの登場によって
LEDの可能性が飛躍的に拡大しました。
つまり、従来の赤、緑と併せて、光の三原色が揃ったことで、無限の色が再現可能になったわけです。例えば、駅のホームにある案内等のディスプレーなどがそうです。この頃から、照明としての利用が考えられるようになりました。 |
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小さくて、長寿命なので、常夜灯として、階段足元灯として利用されてきました。もともとは電子部品なので、照明とするには光量が足らないため、それほど照度を必要としない用途に採用されてきました。 |
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階段LED |
表札
©Matsushita Electric Works,Ltd.2006 |
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照明光源としてのLEDの技術はまだまだこれからで、年々進歩している最中です。数年前の10倍以上明るいものも出てきていますので、将来的には住宅の照明の大部分をLEDがとって変わるかもしれません。 |