今年は、10月19日の「住育の日」に因んでのイベントとして、「私が考える健康住宅とは」をテーマとする論文(作文)コンテストを実施しました。
  ご応募いただいたのは男性5名と女性5名の計10名で、予定した応募者数には達しませんでしたが、内容は、それぞれ形式には捉われず、かねての持論や生活の中から感じとった健康住宅に関する率直な意見などが発表されていて収穫がありました。
 募集期間が短か過ぎたので折角想を練ったのに今回は提出を見送ったとか、募集締め切り間際に気づいたので応募できなかったという方もあり、事務局の準備不足のため事前アナウンスに十分な時間を取ることが出来なかったことをお詫びします。
 ご応募いただいた10点につきましてはKJKで委嘱した審査委員による審査の結果、最優秀作は該当なしで、下記の7作品を優秀作として表彰させて頂きます。
 1.毎朝の窓の開け閉めが私の日課 閲覧する −宮本ちず子様−
 2.私が考える健康住宅とは 閲覧する −岡本崇様−
 3.私が考える健康住宅とは 閲覧する −吉田直枝様−
 4.私が考える健康住宅とは 閲覧する −三宅かおり様−
 5.私が考える健康住宅とは 閲覧する −和田伸之様−
 6.私が考える健康住宅とは 閲覧する −金堀健一様−
 7.私が考える健康住宅とは 閲覧する −高最康健様−
 その他に美草様、齋藤節子様、宮下陽子様の3名から応募頂きました。皆様有難う御座いました。

 KJKでは、当初、テーマを「住育」とする予定でしたが、まだ、なじみの薄い言葉なのでもっと身近な「健康住宅」をとりあげ、いろいろな切り口からの意見を期待して「私の考える健康住宅・・・」としました。
 最近の新築住宅では、もう、かつてシックハウスといわれた内装材から有害物質を放散するような住宅はほとんど無くなったのですが、今でも、建物自体としては問題なく健康住宅と認定される住宅に住んでいるのに、不適切な住まい方によって、結露やカビ、ダニなどの発生に悩まされて体調を崩したり健康を害する事例がいろいろと数多く報告されています。
 「健康住宅」とは、一般には住宅というハードウエアのことと理解している方がほとんどだと思いますが、実は「住まい方」というソフトウエアと相まって実現されるものです。それ故に、個々の住宅に対応した適切な住まい方を知るという「住育」の必要性があります。
 この機会に、10月19日の「住育の日」と「住育」にも関心を持っていただければ幸いです。
NPO法人日本健康住宅協会
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