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レポート
「メンテナンスフリーの新開発蓄熱型全熱交換器」について
 
「改正大気汚染防止法の概要と運用規制」について
 
サステナブル宣言と行動計画1、計画2
サステナブル宣言と行動計画1、2 


積水ハウス(株) 技術研究所 安藤研治

 経済価値、環境価値、社会価値のトリプルボトムラインに「住まい手」を独立させ、サステナブルを4つの視点(4つの価値軸)で捉えた「サステナブル宣言」を2005年4月に設定。4つの価値のバランスを企業活動の指針とし、
行動計画1 = 今できることを確実に・・・京都議定書遵守行動、
行動計画2 = 次の時代を見据えて・・・サステナブル研究技術開発
を定めている。

「サステナブル宣言」
「積水ハウスは持続可能な社会実現のために環境・経済・社会・ 住まい手のバランスの取れた目標を持ち経営します」

@ これまでの取り組み
  ・ 環境と健康、快適を両立;省エネ、換気システム
  ・ 安全対策;耐震から免震、制震住宅へ IT地震速報システム
  ・ 防犯;住宅防犯からタウンセキュリティへの展開
  ・ 生涯住宅;身体障害者設計⇒バリアフリー⇒ハートフル⇒ユニバーサルデザイン
  ・ 資源循環;工場ゼロエミッション⇒新築現場ゼロエミッション(27分別)
A 「サステナブル宣言行動計画1」=既存住宅を中心に居住時のCO2排出量20%削減を推進 ⇒「アクションプラン20」
 
戸建て住宅ストック2648万戸に対し、新築190万戸(今後5年間の予測戸数)(全体の約8%)であるため、ストックへの対策が重要である。
  対策;省エネリフォームの積極提案
  (断熱リフォーム+高効率給湯器+太陽光発電システム等)
新築住宅(省エネ仕様の標準化、太陽光発電システムの提案等)
コンサルティングの推進
B 「サステナブル宣言行動計画2」=サステナブル・デザイン・ハウス・プロジェクト
資源循環型技術開発として実証評価段階に入った技術は以下の通りである。
廃ガラス利用建材
木粉混入再生樹脂
地下水利用冷暖房システム
エネルギーモニターシステム

解説: サステナブル:英語でsustainableこれからの地球と社会、そして暮らしにとって大切なキーワードになります。サステナブルとは『持続可能な』の意味で「これからも続けていくことができる」ということで今の世代だけでなく、次の世代へ向けて人と社会と地球のよりよい関係を作り出し、ずっと継続しようという大きなテーマです。

「環境を守りながら成長する」宣言といえましょう