NPO法人 日本健康住宅協会 トップページへ 地図・連絡先 入会案内 お問い合わせ サイトマップ
 
事務局だより
更新日:2006年7月11日
  ◇ 7月のおたより ◇
 
蒸し暑い夜を熱狂させ睡眠不足に悩ませたワールドカップもイタリアの優勝で幕を閉じ、ようやく安眠できる?日が戻って来ました。

日本は早々と姿を消し、薄型テレビを買い込んで勢い込んだ人達にはがっかりでしたが、世界のレベルの鮮やかな球捌き、正確なパス、良くコントロールされた威力あるシュートはまさにアートで、ラテン系の国が強いのも頷けます。

梅雨が終わればすぐそこに夏が待っています。初夏の季節の変わり目は気温や湿度の不安定な変化で体調不良を起こしやすく、とくにアレルギーが悪化しやすいので要注意です。

また、小さい子供の場合は高熱後の喉の痛みと結膜炎が特徴のアデノウイルスによるプール熱が流行る時期なので、睡眠不足などで免疫力が落ちている時のプール遊びは自重しましょう。

KJKの環境生物部会では6月からホームページを開設し、「昆虫図鑑」を公開しています。夏の代表的な害虫である蚊やハエ、ゴキブリなどは衛生状態がよくなった最近の住宅内では見かけることが少なくなりましたが、この機会に、家族皆で「害虫の写真一覧」を開いて探し出し、ついでに駆除方法もおさらいするのはいかがでしょう。

気温が上がる7月はホルムアルデヒドやVOCなどの放散量が増加し、例年シックハウス問題の相談が最も多い月です。閉め切って冷房する際は適切な換気を行い良好な室内空気質をキープするよう心がけましょう。

空気質が気になる場合は測定が必要で、精密測定は専門業者に依頼します。KJKでは空気質の測定ができるスペシャリストの育成のための研修コースを設けており、第10回のスペシャリスト研修を7月11日(火)に東京で、第11回を7月19日(水)に大阪で実施します。
日本健康住宅協会 理事 吉田佐門
 
<事務局だより>
BACK NUMBER