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Q1:シックスクール検査の依頼が……
北海道北見市の幼稚園より、シックスクールに関する検査の依頼がありました。文部科学省からの依頼に則ったものなのですが、現在のところ内容が曖昧なため私が調査できるものかどうかも判明できていません。一アドバイザーで調査できるものでしょうか?
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文部科学省の「学校環境衛生の基準」について簡単に言いますと、1992年に定められた「学校環境衛生基準」はシックスクール問題に対応するため文部科学省が2002、2004年に一部改定を行いました。
化学物質については、空気清浄項目として従来からの一酸化炭素、二酸化炭素などを挙げ、新たにホルムアルデヒド及び揮発性有機化合物項目を追加して、ホルムアルデヒド、トルエン、キシレン、パラジクロロベンゼン、エチルベンゼン、スチレンの6つの化学物質を対象として検査することを定めました。
空気清浄項目は毎学年2回、ホルムアルデヒド及びVOCは毎学年1回、それぞれ定期的に検査を行い、ホルムアルデヒド及びVOC検査は著しく低濃度の場合は次回以降の測定は省略できることとしました。
ホルムアルデヒドの測定は濃度が上がる夏季が望ましいとし、判定基準はいずれも厚生労働省の指針値以下です。
従って、専門家にお願いした方が良いかと思います。
なお、文部科学省のホームページはhttp://www.mext.go.jpです。
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Q2:体調不良は「高気密住宅」が原因なのでしょうか?
10年前に地元のハウスメーカーに建ててもらいました。高気密住宅で床、天井には硬質ウレタンと合板を張り合わせて使用しているそうです。仕事の都合で、空けていた事もあり、実際に住んだのは3〜4年です。
戻ってきて住むと体調が悪くなる繰り返しでした。その間肺腫瘍で肺を3分の1切除し、婦人科の癌にかかり、今はサルコイドシスに悩んでいます。シックハウスではと、化学物質調査をしてもらうとホルムアルデヒドが2階で220μg/m3で、居間で160μg/m3ありました。これが原因でしょうか?
業者にお願いして、珊瑚の水溶液で処理してもらったのですが、効果ありません。この後、床、天井の合板も処理するとのことですが、効果については疑問です。どうすればいいでしょうか。
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まず、今の病気とハウスシックとは切り離して、病気は専門医と一緒になって治して下さい。家の空気質の件は、数値的には、そんなにひどい状態ではありませんが、基準値をオーバーしていますので、良いことはありません。
「高気密」とのことですので、もっと換気に留意してください。目安は、2時間で部屋の空気がそっくり入れ替わる程度の換気をしてください。昼間は、出来るだけ全開にして外の空気を入れるように心がけてください。
珊瑚水については、なんとも評価のしようがありません。世の中に、“ホルムアルデヒド吸着剤”と称する製品は数多くありますが、決定的なものはないでしょう。多少効果があるというぐらいに考えておいてください。
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Q3:第一種ホルムアルデヒド発散建築材料は他の材料に影響しますか?
建築基準法改正によって、天井裏等には第一種ホルムアルデヒド発散建築材料等を用いても、居室の空気圧が天井裏等の部分の空気圧以上となるよう機械換気設備等による措置を講じればよいこととなっていますが、換気扇等をまわしている状態において、天井裏等に該当するフローリング下の捨て張り・造作家具下地に第一種ホルムアルデヒド発散建築材料の合板を用いた場合、それらに接している材料(ムクの木である柱・間柱・胴縁、他の等級のフローリング等)が、経過日数・年数に応じて、ホルムアルデヒドの吸着・吸収が起こり、第一種ホルムアルデヒド発散建築材料と同じ放散量の材料となってしまわないでしょうか? |
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合板に接している材料のホルムアルデヒドの吸着・吸収は微量ですが、あります。ただし、そのあと放散して問題になるようなことは考えられませんので、心配の必要はありません。
ただ問題は天井裏、床下、壁間等の居室外で発生するホルムアルデヒド等のガスが、漏れ出ることによって室内濃度が高く出るということのほうが、大きいと思います。電気のコンセント口とか細かい隙間とかから出てきます。そういう所の使用材料にも注意が必要でしょう。
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Q4:シックハウスが喘息の原因になりますか?
去年10月に、10ヶ月前に建てられた新築のマンションの5階を購入しました。
入居すぐから、主人が体調不良を訴え続け今年3月頃から咳がひどくなってきて、医者に診せたところ、喘息の疑いがあると言われました。
シックハウスから喘息になったという事例はありますか?
また主人はドアを通して、玄関の隣の部屋に寝ているのですが、下駄箱の匂いを非常に嫌がっています。何か関係ありますか? |
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シックハウスが直接喘息の原因になるかどうかは、定かではありません。
ホルムアルデヒドによる症状は、頭痛、めまい、発疹、喉痛、等々です。喘息に似た症状もあるでしょう。治療は医者の指示に従ってください。
ホルムアルデヒドを初めとする有害ガスの対策が大事です。まずはガスの度合いの測定ですが、保健所で簡易測定器を貸してくれるので自分で測定してみて下さい。特に下駄箱や作り付けの家具、押入れ、クローゼット等は念入りに測定して下さい。有料で測定してくれる会社もあります。
つぎは、換気を十二分にやって下さい。マンションの5階でしたら、南側の窓は常時少し開けておくぐらいが良いです。換気扇は24時間かけておいてください。一度下駄箱を目張りして10日ぐらい様子を見てみたらどうでしょうか。原因が下駄箱、クローゼットでしたら、作り変えすることをお勧めします。
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Q5:住宅購入にあたって、シックハウスが気になるのですが。
建築条件付きの住宅を今度購入します。
子供がアレルギーでシックハウスが気になります。工務店は☆4つを使っているから問題ないと言いますが本当に大丈夫でしょうか?
住宅保証機構のJIOに検査をお願いするつもりですが…。
床暖についても教えて下さい。(大阪府・Kさん) |
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事前に工務店とよく話し合われることが重要です。図面だけではなく材料についてもよく情報を集めてください。
シックハウスでいえば、材料、換気に注意をはらうことです。JIOに事前検査でシックハウス関係のこともよくお願いし、必ず書類でデータを受け取ってください。床暖については、関西電力・大阪ガス等のメーカーのものであれば、問題ありません。あまり名前を聞かない怪しげなメーカーのものは避けるべきです。
いずれにしても、事前、事後にJIOとよく相談して下さい。
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Q6:防炎処理をした絨毯の薬剤処理が心配。
子供が化学物質過敏症気味でときどき医者に診てもらっています。
今度学校で防炎処理をした絨毯を用いることになったそうですが、どんな薬剤処理がされているか心配です。商品名がシーザーLP2000(住江)となっています。調べてくださいませんか。(仙台市・主婦) |
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まず住江のLP2000は防炎適合品で薬剤処理等は一切されていません。防炎処理とはなっていないはずです。内容的には非常に密度を上げた織方が施されているとのことです。(住江織物に確認済み)
また過敏症については、喘息がでるそうですが、もう一軒医者にあたってみることも考えたらどうでしょうか。周りの人が過敏になり過ぎて子供を無理やり病気に追い込まないように気をつけることも大切です。
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Q7:教室のホルムアルデヒド濃度が高く、使えません。
中学校のパソコン教室のホルムアルデヒドの濃度が100μgの規制値に対して、160μgと高く教室が使えません。教室は50年以上前のコンクリ−ト製で5〜6年前に配線用に床を改造し、カーペットを敷いています。クーラーはありますが、換気扇はついていません。 |
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これぐらいの数値ですと、換気で十分対応できるレベルです。発生源は床、デスク、カーペット等疑わしいものはありますが、作り直すほどのことは無いでしょう。
外気を清浄化して、部屋の中を陽圧になる様に取り入れる工夫をしてみたらどうでしょう。クーラーで温度を上げ下げせずに、クリーンな空気を取りこむ様にし、陽圧にしておけば、コンピューターにとってもほこり、ゴミが悪影響することはないでしょう。常時換気しておけば解決出来ると思います。 |
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Q8:ホルムアルデヒド濃度が高い住宅について、施工業者に苦情を言いたいが…。
築6年の木造戸建てに住んでいます。新築の時から多少はありましたが、家族全員アトピーがだんだんひどくなり、最近は不整脈も出てきました。ホルムアルデヒドが気になり、簡易測定器を借りて測定したら19〜20℃で、0.08、0.1及び0.12でした。保健所に相談したら、日本健康住宅協会を紹介されました。
家を建てた業者に苦情を言いたいのですが、精密測定のデータでないといけないと思いますので、測定業者を紹介して下さい。夏は閉め切って出かけて帰ってくるとかなり臭いがしました。 |
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厚生労働省の指針値0.08ppmは、健常者では問題が発生しないレベルとして定めたものですが、体質により感じ方は異なります。強い臭いがするこれより高い濃度でも問題が発生しない人もいらっしゃいますし、指針値の半分でも障害が出る過敏な人もいらっしゃいます。19〜20℃で0.08〜0.12ppmであれば、夏期の30℃程度になれば、そのままでは0.2〜0.3ppm程度になることもありますので、換気などで、濃度を低くする必要があります。
6年間この濃度に暴露されたことで現在のアレルギー症状が悪化し、また不整脈が出るようになった可能性は否定出来ませんが、アレルギーの原因には住宅のホルムアルデヒド以外の要因もたくさんあるので、専門医に相談し手当を受けてください。専門業者によるHCHO濃度の精密測定には測定法にもよりますが、3〜10万円程度かかり、データの提出で住宅会社が何らかのアクションを取ってくれる約束や見通しがないと無駄になることになるので、事前に改善法について相談してください。今の時期は気温が低下して行くので濃度も低くなり、指針値以下の濃度になることもあり、測定時期としてはあまり適していません。
6年前の新築では、シックハウス問題が注目され始めた時期ではありますが、使用建材や工法についてはまだ基準がはっきりしていた時期ではなく、また、0.1ppm前後の濃度では、住宅に瑕疵があるとは断じ難いので、改修などのアクションについては住宅会社の好意に期待するよりありません。法律上の問題には日本健康住宅協会はタッチしないので、市の法律相談窓口などをご利用ください。 |
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Q9:新築入居以来、子供の目の周りが赤くなりました。
去年秋に新築、今年1月に入居しました。しばらくして子供の目のふちが痒くなったり、目の周りが赤くなりました。その後ぜんそくの症状がでています。これはシックハウスではないでしょうか?どうしたらいいのでしょうか。
業者に測定してもらったら、
ホルムアルデヒド 0.123ppm
トルエン
0.008
キシレン 0.05未満
スチレン 0.004未満でした。 |
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他の有機溶剤は基準値以下ですが、ホルムアルデヒドはかなり高いです。暑い8月に新築で締め切っていた部屋の濃度は高くなります。換気に十分心がけて、24時間換気することを続ければ数値は下がるでしょう。観葉植物などをおくのも効果があります。ぜんそくの件は他の原因があるかもしれませんのでもうすこし医者と相談してみたらいかがでしょうか。 |
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Q10:新築で「吐気」「胸が痛い」
三重県阿児町に家を新築。8月から建設、12月に引渡しを受けました。12月に仮泊しましたが、吐気、胸が痛いなどで泊まれませんでした。キャッチャーミニでホルムアルデヒドを測定したら和室で0.04ppm、玄関、キッチン、ダイニング、洗面所で0.127ppmと基準値を超えていました。訴訟まではしたくありません。どうしたらいいでしょうか? |
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原因は、合板、作りつけの家具から発生するホルムアルデヒドです。新築時はどうしても数値が高く出ます。給・排気に気をつけて充分な換気をしながら評価をしましょう。次のようなところできっちりした評価を貰い、建て主と交渉してみてはどうでしょう。
1.愛知県建築住宅センター
2.ユニチカ環境技術センター
3.東海分析化学研究所 |
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Q11:悪臭の原因・計測器について
常時ではないですが、1階トイレ,洗面所から悪臭がします。その悪臭を計測できる機具があれば教えて下さい。 |
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トイレや洗面所の悪臭は配管内の流れの悪い個所に溜まった汚物が菌類で分解されて発生するものと考えられます。トラップや配管の掃除とU字管の封水が切れないように気をつけて臭いを防ぎます。最近はBM菌などをトイレや流しのトラップの上に置いて悪臭が発生しないように予防する方法もあります。
臭いの検査は臭い鑑定士に頼み、GC/MSで臭い成分の同定と言う方法が専門的な分析法です。新コスモス電機(06-6306-2111)や神栄(078-991-9672)がデジタル表示の臭い検知器を販売していますが、臭い成分を同定することはできず、臭いセンサーが臭い成分(VOC類)の総量に比例した臭気の強さを表示するに過ぎません。臭いセンサーは臭い成分のタイプに応じて選択的に反応するタイプを選ぶことができるようです。価格や詳細についてはメーカーにお問合せください。
新コスモス電機株式会社 http://www.new-cosmos.co.jp/
神栄株式会社(日本健康住宅協会正会員) http://www.shinyei.co.jp/
●ハンディにおいモニター http://www.shinyei.co.jp/kik/omx.html |
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Q12:安全な住宅を施工するには?
木材の販売と施工をしています。過敏体質の顧客に安全な家を建てたいのですが、どうしたらよいでしょうか。 |
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化学物質についてはまずHCHOやVOCの発生量の低い建材を選び、施工にも工法的に接着材の使用量を減らし、発生源対策をとります。ムク材や無機材料がよいのですが、化学物質の発生はゼロではないので施主の健康状態に応じて材料を選びましょう。よい建材のみでも気密度の高い家では化学物質濃度が蓄積して高くなりやすいので、適切な換気設備が必要です。空気の流れを考慮しながら給気口の場所や大きさを選びましょう。化学物質に敏感な施主の場合は個々の建材について相性チェックが必要なので、受注の際には施主によくこの事情を説明し、チェックしていても不測の事態が発生することもあるので、施主が納得しOKをとった材料のみを用いる事です。 |
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Q13:体調不良の原因は家具?
先日見てもらってシャノワールも買いました。今度は主人の体調が悪くなりました。測定器を借りて言われた通り測ったら、整理タンスから高濃度の3ppmが出ました。他の部屋の家具は0.004ppm前後で問題ありません。家具屋に行ったら「簡易測定器でなく精密測定のデータがあれば引取る」といったので精密測定をして欲しいのです。家具は捨ててもよいのですが処理に困っています。 |
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家具が原因と証明するためには家具を外に出して測定し、次に家具を持ち込んで測定しないと家具が原因で室内汚染が出るという証明はできません。実験では、悪い家具は、持出しても部屋を汚染しているので、部屋の濃度が元通りに戻るのにしばらく掛ると言う問題があり、証明する方法をきめるのも簡単ではありません。専門業者による測定には家具代並の手間とお金がかかります(10万円程度)ので、費用は誰が負担するのか決めてから測定することです。データが出た時点で「家具が原因とは言えない」との難癖をつけられることもあるので、書面で、「タンスを置いている部屋の測定データが、タンスを置いていない部屋より明らかに大きい場合は家具屋がタンスを引取り測定費も負担する」とのキチンとした約束をしておくことをおすすめします。
健康障害に関する補償を求めず、捨てる気なら、無償か、値引して引取ってもらうのも一つの手です。
健康障害の補償を求めるのは、材料の改善が遅れている家具業界の現状からみてなかなか難しいと思われます。家具に問題があっても、購入時に特にホルムアルデヒド対策品などという指定や売り込みがなく、使用された木質材料は家具業界の標準的な材料をであれば業者側の過失や責任にはなりにくいです。補償については法律の専門家に相談してみてください。
室温が低ければHCHO発生量も低下しますが、温度が高くなると発生量が増加し、狭い部屋ではすぐに高濃度になるので家具の撤去を検討しましょう。当分は整理ダンスのない部屋に住み、換気で汚染を減らすことをおすすめします。
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Q14:中古住宅の臭いとアレルギーについて
中古マンションを買ってリフォームしたが有害ガスが出ていて、自分は喘息、家内はじんましんで入居できません。今、石油ストーブとエアコンで暖房してベークアウトしているがどうすればよいですか。マンションは4Fで、4部屋の床と天井および壁紙を替えました。トイレはクッションフロアーで何か流し込んでその上に貼ったようです。甘い臭いがします。コーキングはどうでしょうか。 |
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アレルギー症状については医師の診断を受け、症状の軽減をはかるとともに住宅以外の原因はないかチェックしましょう。住宅については、有害ガス発生の見当をつける必要があります。冬期は気温が低いのでHCHO濃度は低く0.02〜0.04ppm程度が普通ですが、これより高ければ問題があるので一度測定は必要です。同時に、内装に使用した部材のHCHO発散等級を調べてF☆☆☆より悪い建材が使用されていないかチェックしましょう。場合によっては取替えが必要です。暖房に石油ストーブを使用するのは燃焼ガス中のNOxにより、喉を痛め、また水蒸気で結露が発生しダニ・カビの発生原因になるので好ましくありません。甘い臭いはVOCとも考えられます。トイレのクッションフロアーを貼った接着剤を確認して下さい。トルエンなどの揮発性有機溶剤系の接着剤を使うことが多いので、換気扇の連続運転で乾燥と通風に留意しましょう。コーキングの乾燥にはかなり時間がかかります。汚染物質の蒸発を早めるベークアウトには40℃近くまでの昇温と放散ガスの排出が必要で、VOCにはある程度効果があるがHCHOには効果がありません。換気しながらのエアコンと石油ストーブ程度の加熱では温度が上がらず余り効果は期待できません。当面、換気により改善するしかないので、換気扇がうまく機能しているか吸い込みをチェックし問題ないか確認して下さい。 |
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Q15:新築住宅初期のVOCについて
地元の工務店の施工で家を新築し引渡しを受けました。引渡し時に臭いが強かったのでハウスメーカーに言ったら「新築の臭いなので換気しているとよくなる」といわれました。毎日換気に行っていたらシックハウス症候群にかかったので名古屋の先生に見せたらHCHOを含めてアレルギー反応がないので化学物質過敏症だと言われ、北里病院を紹介してもらい近日中に行くことになっています。
業者が県の住宅センターから測定器を借りて1回目は20℃で和室2間をいっしょにして測ったら0.19ppmでした。2回目は大変寒い日で、当方は立会わずメーカーのみでの測定でしたが、気温10〜15℃で部屋の各部を測定し「0.07〜0.08ppmで指針値以下なので1回目のは間違いでした」と言われました。業者は使用している建材のリストを示して「すべてE0(現F☆☆☆)、Fc0(現F☆☆☆)、ノンホルム、RAL製品の最高級のものを使用しており、法的には何も問題ありません。体の具合の悪いのは奥さんだけでしょう」と言われました。主人が新築の家に泊りに行ってみたところ、本人は何ともないようですし、主人の服から何か臭うようなこともありませんでしたが、主人が完全に着替えてしまわないと手が震えて側にも寄れません。HCHOが問題ないようなので、次はVOCを測ることになりましたが、測定は第3者でやるということで四日市のアクトリサーチが測定しました。もうデータは出ているはずですが何も言ってきません。先方の費用でやったからか教えてくれません。こちらは別途、津の保健所に頼んで、VOCは畳部屋、HCHOは全部で4ヶ所を測定し、データを処理してもらっています。障害を受けているので何とかしてもいたいのですが、泣寝入りしかないのでしょうか? |
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HCHOの測定値が10〜15℃の時に指針値レベルでも、20℃でそれ以上になることはあり、最初の測定が間違いとは決めつけられません。使用していると称している材料の割には20℃の数値は高いと思われます。20℃以上の時再度測定し確認してください。HCHOの濃度は「夏は高くなり、冬は低下する」を毎年繰り返し、経年変化によるピークの低下にはかなりの時間がかかります。指針値以下に下がるのに6年以上かかった例もあります。健康障害については契約時に特に過敏なのでという一筆があれば、折衝余地はありますが、通常の場合、ハウスメーカーが住団連の指針値に沿って施工していれば、提示した資料と違う材質の建材を使っているというようなことがなければ法的に工務店の責任を問うのは難しいでしょう。過敏な体質の場合は改善工事をするとしても何処まで改善したらよいか不明で、技術的な面でも対応は難しいと思われます。係争問題については、住宅紛争処理支援センターに相談してみて下さい。過敏症の人の会があるので困っていることがあれば情報交換ができます。診断や治療法については北里研究所病院の指導を受けてください。
化学物質過敏症ネットワーク:0743-79-9853
国立名古屋病院:052-951-1111
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Q16:新築住宅に入居しましたが・・・
昨年8月注文住宅の新築に入居しました。3月完成の予定のところズルズル遅れて8月になり、まだ工事が残っていましたが、すぐ出きるのでと言うことで入居しました。しかし、入居後も塗装を続け10月まで工事がかかりました。10月末で完工の捺印をし、契約上は11月1日引渡し入居になりました。建物は鉄筋コンクリートで、床はムクの木材ですが、ワックスでピカピカです。暖房はエアコンと床暖。内装はコンクリートや木部などそのほとんどが塗装です。デザイン重視で建具の色もダメが出て塗り替えなどがあり、化学物質については全く斟酌してもらえませんでした。施工した業者も化学物質のことは余り知らないようでした。業者はマスクをして塗っていましたが、自分等は曝されっぱなしです。下の子供は血尿が出たため、医者に見てもらいましたが、疲れでは血尿は出ないといわれました。結膜炎・鼻炎や鼻血も出ました。上の子は原因不明の熱が続いています。下の子は実家に避難させたが上の子は学校があるので一緒に住んでいます。アレルギーの指数が半年で2倍になりましたが、医者は通常はこういうことはないとおっしゃいます。自分は喘息に悩まされています。最初、アレルギーにならないよう材料は吟味してといったら「他にもそのような例があったので大丈夫任せなさい」といわれました。こんな症状が出たので他のケースはどうしたのかと聞いたら、そこでは他のやり方をしたとのこと。年末年始に家をはなれた間は体調が戻ったが帰ってきたらまたぶり返したので、悪いところをとにかく替えたいと思っています。 |
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この時期は低温で余り適当な時期ではありませんが、HCHOとVOCの濃度を測る必要があります。内装に使用した材料の化学成分表を取寄せてください。塗装の溶剤は最初に大部分が蒸発して濃度は急速に低下しますが、表面に膜がはると完全乾燥までにはかなり時間がかかります。塗装面の改善には上からバリアー性のフィルムをコートする方法と塗装面を剥ぎ取る工法がありますが、入居したまま工事をするのは問題があり難しいでしょう。塗装の硬化の進捗状況によっては、このまま放置して乾燥を待つケースも考えられますが、当面、出きるだけ換気しながら問題ある箇所がわかれば替えましょう。床暖の下地材の材質もチェックしましょう。現在の床のワックスも成分を調べ、カラブキまたは水性の問題の少ないタイプに替えてください。できれば、症状のひどい人はしばらく避難するのがよいでしょう。 |
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Q17:増改築時の材料の選定
昨年9月に測定器を借りてHCHOを測定したら0.36ppmありました。今回、工務店が住宅センターに借りて測った数値は0.1〜0.02ppmで問題ないといわれましたが、咳がでて微熱もあり、薬も効きません。外に出ると治るので、家が原因としか思えません。建てる時は窓の上にルーバーみたいな縦に3cmくらいで横は窓全部の巾の給気孔があり、これだけあれば十分と言われていましたが、全く機能せず、雨降りには雨が降り込むので使えません。家に入ると臭くてムットします。材料はFc0(現F☆☆☆)とE0(現F☆☆☆)と言っていますが本当かどうかは分りません。柱は集成材を使っており接着剤はレゾルシノールとフェノールといわれました。病院通いをしていますが、一向にはかばかしくありません。何とかして欲しいのですが、工務店に要求できるでしょうか。「木炭を部屋と床下に置くとよい」と言う業者もいますが、50〜60万円かかるといわれましたがどうでしょうか。家を何とかしてもらわないと気が狂いそうです。木造の増改築なので、本屋との関係もあり、フロやトイレの換気扇を回しても通気がとれず、キッチンの換気扇はやかましくてつけはなしにはできません。床下には防蟻剤施工しました。 |
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工務店がFc0(現F☆☆☆)、E0(現F☆☆☆)を用いていれば、ホルムアルデヒドの放散性について材料的には文句はいえませんが、フェノール臭についてはある程度説明責任はあります。9月の測定データは高いと思われます。今回の冬期のデータは低いのが当然で、温度が高くなれば大きな値を示すかもしれません。濃度についてはホルムデジタルキャッチャーは取扱いにより安定性が悪いので、精度のよい方法で測りなおしてみることをおすすめします。パッシブ法ならあまり高くないので業者を紹介します。換気についてもうまく機能していなければ、工務店に改善を要求しましょう。改善については費用折半などの方法もあります。法律問題は弁護士に頼むことになりますが、対象金額が余り大きくないので難しいでしょう。市の法律相談や紛争処理支援センターなどに相談してみて下さい。木炭はある程度効果がありますが、ものにより性能に大差があります。一般には、におい・水分を吸着しますが飽和すれば、脱着して再生か取替えが必要です。木炭を置いて快調と言う人もいるのでお金に余裕があれば試してみるのも一法ですが、費用がかさみますし、効果は不明ですのであまりお薦めできません。体調不良の原因はHCHOのみとはかぎらず防蟻剤の可能性もありますので、使用薬剤と室内への侵入の可能性も確認しておくとよいでしょう。いずれにしても換気が最も効果がありますので、気候のよい時は窓をあけ、外出時は給気孔と換気扇により汚染物質の排出をはかってください。リビングには常時換気を考えましょう。集成材は臭いので当面は活性炭入りのマスクをするか、室内に活性炭系の脱臭シート等を置くことも検討してください。 |
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Q18:軟質ビニルの臭いで喘息に?
昨年7月に新築し、床にはタイルカーペット、壁にはビニルクロスを施工しました。床下地はモルタルとコンパネです。
入居した施主より「異臭がし、その臭いで喘息になった」とのクレームがあり、タイルカーペットメーカーの協力を得て原因調査の結果、タイルカーペットの裏打のPVCに含まれる可塑剤のDOPがモルタルのアルカリで加水分解し、2エチルヘキシルアルコールを発生しており、これが臭いの原因とわかりました。コンクリートの含水量が8%までなら問題ないが10%を超えると加水分解を起す可能性があり、乾燥不充分で施工したと考えられ、加水分解は高温で助長されるので夏期に施工後、部屋を閉めきって高温になったのが原因と考えられます。
施主は2エチルヘキシルアルコールの毒性をインターネットで調査し、このような毒性物質を出すのはけしからんといっていますがどうしたらよいでしょう。現在モルタル直貼り部分は剥し下地を作って貼りなおしたので、全く臭いはなくなっています。 |
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軟質ビニルの臭いに関しては他でも相談があり、材料選択や施工上気をつけねばならない問題です。今回の場合、取敢えず改修によって臭いの問題は解決していますが施主の喘息の問題は残っています。悪臭発生の事実は明白ですが、悪臭物質が喘息の直接の原因になったのかは解りません。
法律上の問題としては、喘息と2エチルヘキサノールの因果関係が明確にならなければ、施工業者に賠償責任があると決め付けるのは難しいと思われますが、当面、誠実に対応し、施主の喘息が治るのを期待するのが最善です。タイルメーカーも施工法で下地の施工条件に関する留意事項として明確に示すべきであり、悪臭問題については一端の技術的責任はあります。
日本での2エチルヘキシルアルコールの気中濃度の指針値はないのでどの程度の濃度までが許容されるかはWHOのデータを調査して解れば連絡します。
気中濃度の測定は専門業者に依頼すれば可能です。現時点では恐らく検出不能のレベルと思われますが、施工時の条件でどの程度の濃度になるのかはデータがあれば今後役に立ちます。 |
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