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事務局だより
更新日:2007年1月12日
  ◇ 1月のおたより ◇
 
 皆さん明けましておめでとうございます。
 お正月休みには故郷に帰って親族や古い友人と過ごした人、海外旅行や温泉に出かけて休暇を楽しんだ人、仕事や家庭の都合で遠出せず家や近場でお正月を迎えた人など、様々な過ごし方でリフレッシュし、新しい年の抱負や希望を持って2007年を迎えられていることと思います。
 今年のお正月は比較的暖かい小春日和に恵まれて過ごしやすかったのですが、降雪地帯では例年ほどの積雪がなく、スキーヤーやスキー場にとっては気をもませる天候となりました。
 1月4日の英国気象庁の発表では1961年から90年までの地球の平均気温は14℃で、地球の温暖化が進行しており1998年の平均気温は14.52℃で過去最高を記録し、今年は年初来のエルニーニョ現象が発達して気温が上昇し、1998年度より0.02℃高い14.5℃に達する見込みで、記録更新の確率は80%と推定しています。ちなみに昨年の英国の平均気温は9.7℃で記録が残っている1914年以降では最高だったそうです。
 わが国では最近夏季の平均気温の上昇が著しく、日中の最高気温が30℃以上の真夏日の出現日数が増加したので、気象庁はマスコミが数年前から酷暑日と呼んでいる35℃以上の日については今年から新たに猛暑日と呼び、30〜34℃を真夏日とすることに決めました。
 稲は稲穂が出て成熟する登熟期の平均気温が26〜27℃を上回ると高温障害で収穫が落ちると言われ、温暖化により最近の稲の収穫量は東高西低が続き、九州では夏の暑さに強い品種への切替を余儀なくされているそうです。シロアリなどの環境生物の分布の北限の北上も伝えられ、温暖化の影響は住環境に関しても単なる温湿度のみでなく、将来いろいろな変化として現れてくることが考えられるので、今後の住まいの設計の中では無視できない要因になってきました。

 さて、KJKは今年2月15日に本部事務所の引越しをすることになりました。
 案内図などの詳細は来月早々改めて連絡しますが、地下鉄御堂筋線の西中島南方駅に近くなり、地下鉄や阪急の利用者には便利になります。電話番号の変更はありません。
 KJKでは、現在、2月27、28日(東京)及び3月13、14日(大阪)開催の今年最初の健康住宅アドバイザー研修・検定試験申込の受付中です。健康住宅アドバイザー資格未取得の方はこの機会を利用してぜひお申し込みください。
  申込はKJKホームページのトップページの[イベント情報]または「人材育成」の[研修検定日程]をクリックして案内に従って手続きをお願いします。
日本健康住宅協会 理事 吉田佐門
 
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