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事務局だより
更新日:2008年10月20日
  ◇ 10月のおたより ◇
 
 ようやく爽やかな空気、秋らしさが感じられるようになりました。
 秋といえば、食べ物もおいしくなり、スポーツ、行楽、芸術、勉学にと、本当に過ごしやすくなりますが皆さんは何を楽しんでいらっしゃいますか?
 朝夕は少し肌寒い日もあり、そろそろ冬の暖房器具の点検などをしておいた方がよさそうな季節になりました。
 そういえば、昨年に引き続き今年もすでにエコな暖房器具「湯たんぽ」が売られているのを目にします。子供の頃、まだおばあちゃんが使っていたため、寝床に入れてもらった記憶があります。昔の人がえらいと思うのは、その使い終わったお湯を捨てないところです。顔を洗う洗面器に入れるなどして最後まで無駄にしませんでした。便利で捨てることに抵抗がなくなっている現代の生活より、地球にやさしい暮らしをしていたのかもしれません。燃料の高騰も今年の冬は家計に打撃を与えそうです。なつかしい湯たんぽを買ってみたいなと思うこの頃です。カバーのデザインもとてもかわいらしく、持っているだけでお洒落な暖房器具ですよね。
 ところで、エコな暮らしに少し話を戻し、またまた我が家の話を・・・。元々は地球に優しいということよりも光熱費の削減が最初のきっかけでしたが、家でできるちょっとした心がけでこんなことをしています。当たり前と言えば当たり前のことかもしれませんが、お恥ずかしいことながら以前はできていませんでした。
 <水に関連することに限定すると>
 ・食器を洗うとき、歯を磨くときに水を出しっぱなしにしない
 ・お風呂の残り湯を洗濯に使う
 ・金魚や熱帯魚の水槽の水を取り替えるとき、汚れた水を植木鉢の水遣りに使用
 ・食器の汚れ(油や目に付く汚れ)は適度な大きさに切っておいた新聞紙で拭いてから洗う
といった具合です。当協会の出版している「健康住宅のわかる本」にも書いてあるのですが、健康に暮らすために水は欠かせないものですし、上水・下水の処理にもエネルギーが使われます。家庭雑排水の環境負荷も、廃油・マヨネーズ・ドレッシング・粉石けんなどとても高いのです。できるだけ流さないようにすることが大切ですし、流さないようにするとキッチンの排水口が汚れにくくなるというメリットもあります。 是非、皆さんも小さなことからエコな生活を始めてみてくださいね。

 さて、当会主催の「健康住宅アドバイザー資格」試験が今年の12月14日にあります。そのテキストが、先ほどご紹介させていただいた「健康住宅のわかる本」になります。どうして結露が起こるの?室内の空気を汚すものって何?対策は?住まいにいる虫って?そんなことを勉強してみようという方、仕事で相談されることが多い方、秋の夜長に勉学に励んでみませんか?興味のある方は受験案内のページをご覧下さい。私は忙しい仕事の合間に、芸術の秋を楽しもうと思っております。
  季節の変わりめです。体調を崩さないよう気をつけてお過ごしください。
本部事務局総務 谷川 恵
 
<事務局だより>
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