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事務局だより
更新日:2008年12月22日
  ◇ 12月のおたより ◇
 
 「今年の漢字」には「変」が選ばれて、例年通り12月12日の漢字の日に京都の清水寺で発表され、同寺の森清範貫主が縦1.5m、横1.3mの和紙に墨痕鮮やかに一気に書き上げる姿がテレビニュースで放映されました。
 この一年には自然界では地球温暖化は一層深刻化して異常気象が続出し、社会面では年金記録改ざんや事故米の食品への流用、食品の産地偽装、注意を喚起しても止まらない振り込め詐欺、救急病院の救急車での妊産婦の受け入れ拒否、無差別殺傷の通り魔事件など過去にはなかった多くの悩ましい憂い事が思い浮かびます。
 政治面ではわが国では選挙なしの度重なる首相の交代という変事があり、アメリカでは希しくも“Change”と叫んだオバマ氏が大統領に選出されました。
 経済界では米国発のサブプライムローン問題に始まる金融危機は世界的な株価の暴落と実体経済の悪化を招き、年末にかけては大企業のリストラ、派遣切りや採用内定取消などが報道され、アメリカでは自動車産業のビッグスリーが倒産の危機に直面するというまさに変事の年になりました。
 しかし、未曾有の暗いニュースのラッシュに翻弄された一年ではありましたが、明るいニュースもあり、石川遼君や浅田真央ちゃんなどの平成生まれのスポーツ選手の大活躍や、科学技術では3人の日本人科学者が同じ年にノーベル賞を受賞するというビッグニュースが印象的でした。

 KJKでは出来るだけ多くの人に健康住宅に関する理解を深めて頂くためにホームページを通じて広く有用な情報を公開することに努めてきましたが、各研究部会のページもこの一年でかなりコンテンツも増加して充実してきましたので、皆さんのお役立ち情報源の一つとして今後ご活用していただけることと期待しています。
  KJKが健康住宅の専門家として育成に注力してきた健康住宅アドバイザーの登録者数は6,300人を超えました。
  2008年度のKJK健康住宅アドバイザー試験は全国で482名の受験申込があり、12月14日に東京、名古屋、大阪、広島、福岡の5会場で実施しました。昨年度からは障害者の方の便宜も考慮して受験会場を準備することにしましたが、大阪会場では2名の聴覚障害者の方が受験されました。
  合否の結果は来年2月上旬までに受験者全員に合否通知を郵送すると共に、合格者の方は受験番号のみを本ホームページで発表しますので、3月末までに資格登録の手続きをお願いいたします。 KJKの今年の業務は12月26日(金)で終業とし、来年は1月5日(月)が仕事始めになります。
 来年の景気には厳しい予測が多いようですが、明るい未来への変化が起こりそうな気がします。今年も長い年末年始休になりますが、皆さん、リフレッシュしてよいお年をお迎えください。
日本健康住宅協会 理事 吉田佐門
 
<事務局だより>
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