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事務局だより
更新日:2009年4月10日
  ◇ 4月のおたより ◇
 
 暖かい春になりました。新年度、新学期をそれぞれの方が気持ちを新たに迎えられたことでしょう。桜が開花してから肌寒い日が続いたため、今年は長く桜を見ることができました。

  さて我が家では、春になると新しい小さい訪問者がやってきます。今年も3月の連休にツバメがやってきました。ツバメが来るようになって8年。毎年楽しみな季節となっています。しかし、ただ楽しめるというわけにもいきません。鳥の世界も穏やかではなく、いろいろなことが起こります。近くの丘陵地を人間が切り開いてしまったため野鳥の住み家が奪われたのでしょう。数年前からカラスが住宅地に来るようになり、ツバメの卵やヒナが襲撃される事件が頻繁に起こりました。変に巣のまわりに人間が手を加えると、ツバメが警戒して来なくなることもあり、いろいろ調べて試した結果、今効果を保っているのが「紐をかける」ことです。カラスが通れないほどの紐を荒めに張り巡らすことで、ここ2、3年はたくさんのツバメが元気に巣立っていきました。些細なことですが、自然環境を保つ大切さを感じる身近なできごとでした。
  またツバメが来るようになって分ったことがあります。それはとてもきれい好きな性質をもっているということです。(人間の住まいにはうれしくないのですが・・)幼いヒナですらフンを巣の中にしていないようです。やっとの思いで巣の縁にきて、おしりを外に向け巣の外に落とします。初めて見たときは、ちょっと感心してしまいました。しかしヨチヨチなので、まれに失敗してヒナが落下することもあり、巣に戻してホっとしたこともありました。人間にもきれい好きな本能はあるのでしょうが、自分を見ていると??なこともあります。皆さんはいかがですか?季節がよくなりましたし、身体を動かして春の大掃除もよいかもしれませんね。

  KJKでも新しい年度を迎え、昨年度の総まとめである総会・研究発表会の準備と新年度の計画に忙しくしています。今年度は、一般の方、健康住宅アドバイザーの皆様や会員の皆様に向けて、さらに情報発信や研修、新しい企画を実施していきたいと意気込んでおります。「今年は少しKJKが変わったね!」と言われるような1年にしたいと思います。皆さまの厳しいご意見、暖かいご支援もよろしくお願いいたします。

本部事務局総務 谷川 恵
 
<事務局だより>
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