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事務局だより
更新日:2009年6月9日
  ◇ 6月のおたより ◇
 
 気象庁による6月1日発表の気象全般情報では5月の降水量は通過する低気圧が発達することが少なく雨の少ない状態が続き西日本では例年の4割程度の降水量しかなく、統計を取り出した1946年以来の史上第1位の少なさだったと発表されています。
 6月に入って、連日、マスコミを賑わした各地の新型インフルエンザ騒動も沈静化し、いよいよ湿気対策が気になる梅雨の季節になりました。

 気象庁が発表している平成21年度梅雨入りと梅雨明け(速報値)の表では沖縄と奄美地方は平年よりは1週間以上の遅れながら昨年よりは4日早い5月18日に梅雨入りしたことが記されています。
 しかし、本州では、昨年の梅雨入り日より10日以上経つのに、まだ、該当欄には予報の日付が入っておらず、梅雨らしい雨も降らないので梅雨入りは中旬頃まで延びるのかもしれません。
 今年の梅雨は短かめで、梅雨明け前に大雨の予想とも伝えられているので、渇水と水害に備える必要がありそうです。

 さて、KJKでは6月5日(金)の午前中に大和ハウス工業鰍フ総合技術研究所を借りて第33回理事会と第19回通常総会を開催し、2008年度の事業報告、収支決算、新役員の選任、定款の一部変更、2009年度の事業計画と収支予算書の各議案の審議が行われ原案通りに承認されました。
  同日午前中には並行して同所にあるD’ミュージアム、テクノギャラリー、石橋信夫記念館、シニアライフ実験住宅の見学会も開催し、健康住宅アドバイザーの方も多数参加されました。
 午後は恒例の成果発表会を開催し、最初に当会温熱環境部会の専門委員をお願いしている東京大学建築学科坂本雄三大学院教授の基調講演があり、引き続いて委員会活動、および各研究部会の研究活動成果の報告と進み、活発な質疑が行われました。
  発表会終了後、旧交を温めて歓談を楽しんだり、議論の続きに熱中する賑やかなグループがあったりで意義ある一日となりました。
 6月7日(日)にはKJKでは関東地区での始めての見学会を開催しました。朝8:30に新宿マインズタワー前に集合してバスに乗車し茨城県古河市の積水ハウス住まいの夢工場を訪れ、ゼロエミッションハウスを見学しました。一般の参加者に混じっての見学でしたが、最先端の住宅技術の一端に触れることができて、専門以外の方からも興味と関心が表明されました。

 6月20日は「健康住宅の日」です。例年はこの時期に健康住宅セミナーを開催してきましたが、今年は昨年10月19日の住育の日と同様に大阪駅前で「健康住宅の日」キャンペーンを実施することにし、健康住宅の日の6月20日(土)が休日なので前日の6月19日(金)に行います。
 「健康住宅の日」が出来るだけ多くの人に認知され、一般に定着していくことを期待しています。
日本健康住宅協会 理事 吉田佐門
 
<事務局だより>
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