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事務局だより
更新日:2009年7月10日
  ◇ 7月のおたより ◇
 
  気象庁の7月1日発表の「09年6月の天気」によれば、今年は梅雨前線が平年に比べて南方に位置することが多かったので、東日本日本海側と西日本太平洋側では顕著な少雨、沖縄・奄美と北日本太平洋側では多雨となり、梅雨がないと思っていた北海道の稚内では、6月の月降水量の最大値を更新したそうです。そういえば気象庁もメリハリのない晴天続きにとまどったのか後出しじゃんけんよろしく慌てて本州の梅雨入り宣言をしたのが思い出されます。
  6月の気温は、上旬は西日本から沖縄・奄美にかけて、中旬は北日本と沖縄・奄美で流れ込んだ寒気の影響により低温となったが、下旬は本州付近は広く暖かい空気に覆われたため北日本中心に顕著な高温となり、月平均気温も高くなったと報告されています。

  7月8日から10日にかけてイタリアのラクイラではG8首脳会議に引き続いてオバマ米大統領の主導で発足したMEF(主要経済国フォーラム)が開催され、G8に新興国も加えた17カ国の首脳が集まって地球温暖化対策や核軍縮、世界経済の諸問題の討議が予定されています。
  最大の焦点となる温暖化対策では、洞爺湖サミットのG8で合意した地球全体の温暖化ガス排出を2050年に半減するという目標を世界で共有するというアイデアは、経済問題を優先する新興国には異論は多いが、地球温暖化を遅らす努力の必要性は理解されており、EU先進国は80%削減する案で新興国の協力を促すという情報も伝えられています。
  ポスト京都議定書の枠組みつくりがどのように進むのか期待と不安があります。

  KJKでは先月の事務局だよりで紹介した6月5日(金)に理事会・総会・見学会・成果発表会を開催し、6月19日(土)には「6月20日健康住宅の日」キャンペーンを実施しました(左写真)。健康住宅の日キャンペーンは昨年同様に本部では大阪駅前に集まって、「6月20日健康住宅の日」、「10月19日住育の日」と12月13日(日)の健康住宅アドバイザー試験の案内およびKJK携帯版「健康ネット」のQRコードを印刷したハーブの花の種入り小袋を配布し好評でした。
  また、東京支部では大阪同様にJR恵比寿駅前で一般の方に配布、中部支部では大手会員企業を訪問し社員に配布しました。ハーブの花を育てながらKJKを思い出し、KJKの活動に共感し、理解と協力をいただければ幸いです。
  6月30日には研究委員会の環境診断部会主催で寝屋川市にある「築80年住宅」の見学会を開催し、併せて機器測定と床下点検の実習を実施しました。当日は遠方の東京や三重からの参加者を含めて24名の方が参加されました。
  先月より開始したKJKの携帯版「健康ネット」は、当初、登録後のサービスに役立てるために準備した質問事項の中に、プライバシーが気になる項目があり登録に躊躇するとの意見もあり、項目を簡略化して登録が容易な新QRコードに変更しました。お知り合いの方などに登録参加をお勧めください。
  最後に中・四国支部活動として、広島インテリア協議会発行のデザイン情報7月号に前述の6月5日(金)の理事会・総会開催記事が掲載されました。デザイン情報に今回記事が掲載されたのは、中・四国支部を受け持つ鰹Z宅デザイン研究所が広島インテリア協議会を兼務しているからです。
日本健康住宅協会 理事 吉田佐門
 
<事務局だより>
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