NPO法人 日本健康住宅協会 トップページへ 地図・連絡先 入会案内 お問い合わせ サイトマップ
 
事務局だより
更新日:2009年11月9日
◇ 11月のおたより ◇
 
 気象庁では気象衛星や各地に設けられた定点からの最新の観測設備で収集した気象情報を分析して各種の予報が出されていますが、草木の変化や動物などの挙動を観察して人の目や耳による人手による情報も収集されています。
百舌鳥(もず)は他の鳥の鳴き声を真似できるのでこの名がついたといわれていますが、その鳴き声で季節の変化を知ることができるそうです。10月の「もずの高鳴き」を聞いてから75日経つと大雪が降るというのがあり、今年の百舌鳥の高鳴きは、例年よりも10日ほど早かったので、冬の訪れは早くなるだろうと予測されます。
一方、熱帯域の対流活動の分布や中高緯度の循環の分析を基にした11月6日の1ヶ月予報ではエルニーニョ現象が発生しているので、11月は北日本と東日本では気温が高く、一時的にかなり高くなる時期もあり、西日本では第1週は高く2週目は低くなり気温の変動は大きいと発表されています。また、太平洋側では降水量が多く、平年に比べて曇りや雨の日が多い傾向とのことなのでアウトドアー派の方々は影響を受けそうです。
自然の生物の予知能力から学んだ生活の知恵としての予報と最新の計測機器&コンピュータを駆使しての人間の予測とどちらの方が精度が高いのかは知りませんが興味深々ですね。

さて、12月13日(日)開催の2009年度健康住宅アドバイザー試験の締切りはいよいよ11月13日に迫っています。受験希望の方は遅れないようにお申込ください。

この、試験に合格して取得できる「健康住宅アドバイザー」資格については、住宅業界の中には既に社内資格の一部として取り入れている企業もありますが、各方面より公益的な見地からも大変有益な制度として関心を集め、高い評価を受けています。かねてより当協会の専門委員である京都府立大の檜谷教授の推奨もあり、2009年度の(社)都市住宅学会業績賞に応募しました。
その結果KJKが1993年に本制度を創設し、今日までその運営と発展に努めてきた業績を対象として、専門委員による現地調査、ヒアリングを受け、その後の同学会規定に基づく厳正な審査の結果、この度、「健康住宅アドバイザー資格制度の創設ならびにその運用」という名称の下に、当協会の石本徳三郎名誉理事が、2009年度業績賞を授与されることになりました。
表彰は11月28日(土)に名古屋市の名城大学天白キャンパスで開催される都市住宅学会第17回学術講演会で行われる予定で、「受賞のことば」が同学会の機関紙のホームページに掲載されることになっています。

日本健康住宅協会 理事 吉田佐門
 
<事務局だより>
BACK NUMBER