今年も押し詰まりましたが、年末恒例の２０１１年の世相を１字で表す「今年の漢字」が「絆」に決まり、日本漢字能力検定協会が１２日、京都市の清水寺で発表しました。協会によると応募総数は過去最多の４９万票強で、トップの「絆」は６万1千票。　森清範貫主（かんす）が「清水の舞台」で、縦１・５メートル、横１・３メートルの越前和紙に揮毫（きごう）しました。

　「絆」が選ばれた理由は、東日本大震災や紀伊半島豪雨などの大規模災害で、家族や仲間との絆の大切さをあらためて知ったことや、サッカー女子Ｗ杯で初優勝した「なでしこジャパン」のチームワークなどが理由に挙がりました。

　２位は「災」（２万9千票）、３位は「震」（２万7千票）。４位は「波」、５位は「助」で、以下「復」「協」「支」「命」「力」の順となり、東日本大震災を連想させる漢字が続きました。森貫主は「手を一つに携えて、震災から復興していこうと日本や世界の人々が思っている」と話しました。
　ちなみに昨年の漢字は、猛暑で熱中症にかかる人が続出したことなどを反映して「暑」でした。

　今年は国内のみならず、国外でもニュージーランドの地震やタイの洪水などの大きな災害に見舞われましたが、その中、震災見舞いで来日されたブータン国王夫妻は日本国民の心を大いに和ませてくれました。

　ＫＪＫにとって今年は事務所の移転と認証制度の発足という二つの大きな行事がありました。事務所は場所的には300ｍほど移動しただけですが、以前の事務所より形状が使いやすくなり、訪れる皆さんの評判も良いようです。

　認証制度は昨年8月に「室内空気質配慮住宅認証制度」として立ち上げましたが、今後は会員各社の協力を得ながら普及活動に取り組んで行きたいと考えています。

　また毎年3回実施している健康住宅アドバイザー試験は、次回第57回健康住宅アドバイザー公開資格試験を来年の3月4日（日）と3月7日(水)に東京・大阪で計４回開催致します。試験の申込期間は１２月１６日(金)〜２月１０日(金)で、申し込みはＨＰから受験願書をダウンロードするか、Ｗeb上から直接行うことも可能です。
　受験対策講座も東京で2月12日（日）、2月15日(水)、大阪で2月19日(日)、2月22日（水）に各々開催します。

　最後に事務所の年末年始休は12月29日（木）から1月3日（火）の6日間です。
　それでは皆様1年間有難うございました。良いお年をお迎えください。