3月に入り、だいぶ暖かくなってきました。それにつれて花粉情報が気になるところですね。
さて今月はアクリルたわしを取り上げて見たいと思います。
アクリルたわしとは、アクリルの毛糸で編んだたわしのことです。このたわしは「洗剤なしでも汚れが落ちる」と、エコライフピープルの間では大人気だそうです。
この製品のほとんどはハンドメイドで、お店で買うというよりはハンドメイドで作っている方が多いようです。一般に普及しはじめたのは1980年頃と、結構早い段階から存在していたようです。日本で普及したきっかけを作ったのは、手芸作家で日本手芸講師協会理事長の下山伴枝さんだったそうです。
アクリルたわしで汚れが落ちる仕組みは、アクリルの毛糸には、糸の表面に無数の溝があるため、そこに汚れが引っ掛かって汚れが落ちるのです。また水切れも良く乾燥も速い、長持ちするので、エコライフの強い味方となっているようです。
アクリルたわしを使う場合は、洗剤はごく少量でOKです。除菌したいという場合を除いては、洗剤は不要と言っても過言ではありません。使い方も非常に簡単で、使う前に水でぬらすだけで、水を使ってお掃除できる場所なら、どこでも使えます。水で濡らしたアクリルたわしでこするだけで、軽い油汚れならピカピカになります。お風呂の湯垢でもキレイに掃除できます。ただし、しつこい油汚れの場合は、ボロ布や新聞紙などで、ある程度まで油を取り除いておくことをオススメします。(キッチンペーパーやティッシュを使わないのがエコライフ流です) 使用後は手洗いして、よく乾かしてから使いましょう。
*使用上の注意事項
- 繊維がダメになってしまいますので、塩素系漂白剤の使用は避けましょう。
- 除菌のために、洗濯&天日干しをしましょう。洗濯する場合は、ネットに入れて洗うと繊維
のほつれを予防できます。
アクリルたわしの作り方
【材料】
・アクリル毛糸(100%) 1玉で5個分くらい
・カギ針8号〜10号くらい
・毛糸用とじ針
(いずれも100円ショップで入手できます◎)
作り方は、コチラのサイトが参考になると思います。
「これはちょっと難しいぞ…」という方は、毛糸でポンポンを作るだけでも出来ます
@手にアクリル毛糸を巻いていきます。
↓
Aある程度のボリュームが出てきたところで、中央を結んで出来上がり◎
このポンポンタワシでも、汚れは十分に落ちます。
作るのが面倒な人は、通販でも一つ150円くらいで下記のような商品が購入できます。
汚れを落とすために洗剤という化学物質を使わないという事は、化学物質過敏症になるリスクが軽減される事にもなります。アクリルたわしはエコと健康の観点からもお薦め出来る商品です。
(Web記事一部引用)
日本健康住宅協会では各種のイベントや講演会の企画に際して、テーマに沿った講師を派遣する講師派遣制度を設けておりますので、講師をお探しの場合は是非ご利用下さい。詳細は協会HPをご覧ください。
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