自然災害が続いておりますが如何お過ごしでしょうか?
当協会では建物の基本性能の違いから、これまでやり過ごしてきた生活での予期せぬ過ちを引き起こしてしまう事を“ミスマッチライフ”と名称し改善を促しています。
そんな時に興味深い記事を最新の健康ニュースで見つけましたのでご紹介します。
(http://kenkounews.rotalaallichii.com/posts_list/)
中年のころの生活習慣と「健康な老化」との関係
(2018年7月) "Nutrients" 誌に掲載されたフランスの研究で、生活習慣と「健康な老化」との関係が調査されています。
研究の方法
フランスに住む45〜60才の男女 2,203人(46%が女性)を対象に、
生活習慣などを尋ねたのち13年間にわたり健康状態を追跡調査しました。
●HLI
今回の研究で調査項目となった生活習慣は、BMI・喫煙習慣・身体活動量・飲酒量・食生活の5つでした。
この5つの項目にどれだけ該当しているかに応じてHLI(健康生活習慣指数。0〜5点)を決定しました。
●「健康な老化」の定義
以下のすべてに該当する場合を「健康な老化(HA)」とみなしました:
- 慢性疾患(ガン・心臓病/脳卒中・糖尿病)を抱えていない。
- 活動を妨げるような痛みを抱えていない。
- 日常生活において自立できている。
- 身体機能と認知機能が良好である。
- うつ症状が生じていない。
- 健康関連の問題により社会生活を制限されているということがない。
- 自分で自分のことを「健康である」とみなしている。
結果
HAを達成できていたの人の割合は39%でした。
HLIのスコアが1点増えるごとに、HAを達成できている人の割合が11%増加していました。
5つの生活習慣のHA達成への寄与度を計算したところ次の結果となりました:
- BMI(太っていない): 7.6%
- 身体活動量(多い): 6.0%
- 食生活(健康的である): 7.8%
- 喫煙習慣(ない): 16.5%
- 飲酒量: 寄与せず
ちょっと視点は違いますが夏向きであった従来の住まいが現在では冬向きに作られるようになり、健やか住まい方は必然的に住まい方を工夫する必要があるというのが“健やか住まい方”の根本と云えます。詳しくは「健やか住まい方のわかる本」の序章に有りますのでお読み下さい。
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