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協会だより
更新日:2019年1月1日
◇ 1月のおたより  ◇
 

 当協会が研究研鑚している住環境から受けるダメージや住環境を整える事からの健康は住宅内での過ごし方によって大きく異なってきます。その過ごし方を締める大きな要素は時間が関係します。そういう意味で一般的に女性の方が関係が高いと言えるでしょう。

そんな時に興味深い記事を最新の健康ニュースで見つけましたのでご紹介します。
http://kenkounews.rotalaallichii.com/posts_list/





楽天的な女性は健康的に年を取りやすい

(2018年12月) "American Journal of Preventive Medicine" に掲載されたハーバード大学の研究で、楽天的な女性は健康的に年を取れていることが多いという結果となりました。
Peter James et al. "Optimism and Healthy Aging in Women"



研究の方法
米国に住む概ね健康な女性3万3千人を対象に、楽天性を調べるアンケート調査を2004年に実施し、その8年後の 2012年に健康状態を調べました。

以下のすべてに該当する場合を「健康に年をとれている」と定義しました:

  1. 主要な慢性疾患(たぶん、心臓病・脳卒中・ガン・糖尿病といった辺り)を免れている。
  2. 「記憶力が損なわれている」と感じていない(主観的な記憶障害がない)
  3. 身体機能が損なわれていない(たぶん、自立した生活を送れているということ)
  4. 2012年の時点で生存している。

結果
健康的に年を取れていたのは全体の20%ほどでした。

健康的な老化に影響する諸々の要因を考慮しつつデータを分析したところ、
楽天的な女性は健康的に年を取れる率が23%高くなっていました。


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今回は住環境という視点で記事を書きましたが職場環境という点では住宅内に留まる時間どころではないダメージや恩恵を受ける事になります。いずれにしてもその環境は目に見えないので自分自身で身を守る方策を取らざるをえないでしょう。

 

事務局 和田
 
 
<協会だより>
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