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協会だより
更新日:2020年10月1日
◇ 10月のおたより  ◇
 
新型コロナウイルス感染防止からWithコロナへと徐々に移行する生活をが合言葉の様になりつつあります。考えてみれば致死率を上回るインフルエンザへの注意喚起すら薄らいでいる事が当たり前になっていることも恐ろしい生活習慣です。人は目に見えないものや臭いがしない事には鈍感で反応しなくなるのに時間を要しないそうです。

そんな時に興味深い記事を健康のニュース−gooニュースで見つけましたのでご紹介します。
https://news.goo.ne.jp/topstories/life/334/





在宅勤務が招く3つの乱れを放置してはダメだ
今だからこそ「生活習慣」を見直すチャンス


外出ができず毎日がマンネリ化している方には、少し凝ったものを調理してみることをおすすめします。ちょっとおしゃれな料理を作れば非日常感が生まれますし、調理器具や材料をそろえ、自分の手で料理を作ることは想像以上に達成感があるものです。最近はSNSや動画サイトで、普段自炊しない人でも簡単に作れるレシピがたくさん掲載されていますので、この機会にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。



■運動習慣の乱れ

3つ目の「乱れ」は運動習慣の乱れです。現在、在宅勤務によって腰痛・肩こりが増えています。この原因は大きく分けて2つあると考えられます。1つは慢性的な運動不足、もう1つは在宅勤務中の姿勢です。

在宅勤務の推奨や外出自粛によって、満員電車での立ち時間や通勤中の歩行がなくなり、ジム通いや趣味の外出ができない状況で、なかなか以前と同様の運動量を確保するのは難しいかもしれません。しかし、マシンを使った筋トレこそできなくても、家の中で簡単にできる運動はあります。例えば、起床後にラジオ体操をするだけで筋肉がほぐれ代謝もあがります。1日数分でも、起床後に必ず行うなど、毎日続けて習慣づけることで、もしかしたら以前より体を動かすようになっているかもしれません。


在宅勤務中の姿勢・距離・ストレッチがポイント

在宅勤務中の姿勢については、人目を気にせず仕事ができるためついリラックスした姿勢をとりがちです。ほどよい脱力は構いませんが、イスには深く腰掛け、背もたれに沿って座るようにしましょう。足裏全体を床につけるのも効果的です。

またVDT作業(パソコンやタブレット端末を用いた情報機器作業)をしていると、パソコン画面に集中するあまり、つい画面に顔を近づけてしまう方が多くいらっしゃいます。ディスプレーと顔の適切な距離はおおむね40センチ以上と言われていますので、この距離を保てるよう机の配置やイスの高さを見直してみましょう。

さらに、作業時間中に簡単なストレッチで一息入れることも大切です。おすすめは、首を前後左右に倒す、両手を組んで伸びをする、肩関節を広げるように胸をそらす、肩の関節を回す、といったところでしょうか。1つひとつはささいなことも、小まめに行うことで凝り固まった筋肉をほぐすことが可能です。トイレやお茶くみで席を立つことも心身の休息に役立ちます。

起床後は朝の光を浴び、朝食をとって軽いストレッチをするとリフレッシュした状態で仕事を始めることができます。仕事中は適切な姿勢で行い、小まめに身体をほぐしましょう。夜は必要以上にスマホを使わずしっかりと就寝すると、翌日もすっきりと目覚めることができます。

いつ収束するかわからないこの新型コロナウイルス(COVID-19)の感染状況ですが、外出自粛を徹底し、できるだけ心穏やかに、心身ともに健康に過ごしましょう。



著者:上原 桃子






新しい物を手にしたときに人の行動は変化をします。そういう意味では住まいの改善・改修時には住まい方を健全にする大きなチャンスと言えます。次回の健康住宅スペシャリストは健康リノベーターの養成コースになります。単純な改善改修を住まいや設備の性能向上と共に健康的な住まい方にと変革させる内容になっています。是非、大勢の参加をお待ちしております。

 

事務局 和田
 
 
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