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KJK INFO
----2003年3月----
 ●「水の大切さと環境への影響」
 
私達の地球は水の惑星と言われます。地球には水が約14億km3あると言われています。内訳をみると海水が97%で、利用できる淡水はたったの2.5%です。しかし、この淡水の大分は極地で凍っていて、私達が最大利用できる淡水は全体の0.8%に満たない量で極めて少ないのです。
一方、私達の身体の70%は水からなっています。もし、身体の水の20%が失われると生命が危険になります。
このため、私達は毎日2.0〜2.5リットルの水を摂取しています。
また、毎日の生活で一人当たり250リットルの水を使っています。
このように、貴重な水と私達は切っても切れない関係にあります。

私達は、水はいつでもあるものと当然のように使ってきましたが、地球規模で水が関係する温暖化、農地の砂漠化、農業生産の減少、環境汚染、健康への影響の問題が起こっています。水をうまく使う環境を考え直すことが大切になっています。
水は溶解性に優れた性能があり、私達が生活で使用した危険な物質を含んだものも溶かしこむ能力が大です。
そのため水の環境汚染、安全性が現在問われています。このような水を如何に浄化し安全な水にするかはおおきな問題です。
環境汚染の問題も私達が起こした問題です。たとへば水の汚れの原因は一昔前、工場からの工業排水でしたが、現在は私達の生活排水が一番の原因です。(汚染の指標であるBODで汚染の程度を比較すると78.1%が生活排水に起因します)
そのため、当協会の水環境部会は
(1)美味しい水、(2)浄水器、(3)水の汚染物質、(4)下水道、(5)上水道、(6)中水道、(7)生活排水の管理、(8)水関係の法規、(9)生活の節水、(10)雨水の利用、(11)住宅における水関連設備のあり方などについて調査し、皆様に発信しています。

水環境部会
大久保勝行
東邦レオ株式会社