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協会だより
更新日:2016年1月5日
◇ 1月のおたより  ◇
 

皆様、新年あけましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。
2016年最初の協会便りはフコイダンによる癌治療を取り上げてみたいと思います。


フコイダンとは、ワカメやコンブ、メカブなどの海藻類のヌメリ成分に多く含まれる天然成分で粘質多糖類の一種です。
 1913年にスウェーデンの学者Kylinによって発見され、「フコイダン」と名付けられました。
 このヌメリ成分は、海藻が砂などで傷ついてしまった部分を修復したり、引き潮の時に体が乾燥するのを防いだりする、海藻にとっては大切な成分であり、特にモズクに多く含まれている事がわかっています。本体を汚れや細菌、ウイルスから守ってくれる成分で、様々な研究が進められる中、人間の防衛機能を回復して免疫力を正常化させるほか、血液凝固抑制作用をはじめ抗腫瘍、血液上昇抑制、中性脂肪抑制、抗アレルギー、肝機能向上作用など、現代人の健康に欠かせない機能が学術的に明らかにされており、本来、人間に備わっている自然治癒力を正常化する効能が明らかになりました。


▼フコイダンは「がん」の代替医療として注目されている!
 これまでの手術や放射線治療、医薬品を使った西洋医学に対して毒性が少なく副作用の心配のない、人に優しい医療法として注目されているのが「代替医療」です。
 ガンなど、難病の患者にとっては選択肢が増えると同時に、医療の質の向上に貢献するものとして期待されています。
 特に、アメリカでは1992年にOAM(代替医療事務局)が設立され、この分野の科学的研究は急速に進みハーバードやスタンフォード大学など10ケ所に研究センターが設立されています。
 抗がん剤は、がん細胞の活動を抑えることが目的ですが、がん細胞にダメージを与える反面、正常な細胞にもダメージを与え副作用により患者を苦しめる場合があるのも事実です。フコイダンによるQOLの向上には、下記のようなフコイダンの効果が考えられています。


▼フコイダンのがんに対する3つの作用
(1)がん細胞が自ら死ぬ・・・フコイダンのアポトーシス作用
 がん細胞は、ほとんど死ぬことなく増え続けて、移転し、体をむしばんでいきます。
 しかし、フコイダンにより、がん細胞をアトポーシスする作用があると考えられています。
※正常な細胞は、一定期間を過ぎると自ら死を選ぶように遺伝子の情報に組み込まれており、
  この自ら死を選んでいく作用のことを「アポトーシス」言います。

(2)免疫システム全体を活性化・・・フコイダンの免疫力強化作用
 フコイダンには、さらにアガリクスやメシマコブのなどの、キノコ系の健康食品がもっているような免疫力増強作用・効果もあると言われています。 体内の免疫細胞を刺激して活発にし、また数も増やし、免疫システム全体を活性化させるからだと言われています。多糖体が、免疫細胞を活性化すると言われています。

(3)血管新生を抑える・・・フコイダンの新生血管抑制作用
 貪欲ながん細胞は、栄養が豊富な血液を得るために自ら血管を作り、患者さんに大きな負担をかけます。しかし、フコイダンは、血管新生を抑える効果で有名なサメ軟骨の成分と同様な効果・作用があると考えられています。

「NAVER2014年2月7日記事引用」

このフコイダンによる実際の癌治療効果の症例はWEBで何件か紹介されています。



 日本健康住宅協会では第79回健康住宅アドバイザー公開試験を3月6日(日)及び3月9日(水)に東京、大阪の2会場で開催します。受験申し込み期間は1月7日(木)〜2月3日(水)ですが、現在事前申し込みを受け付けています。詳細はHPに掲載しておりますので、ご興味のある方は是非アクセスして下さい。

 

本部 安藤研治
 
 
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